「せぼね側弯そくわん」の方もあきらめないで

せぼねの「側弯そくわん」への施術も多くさせていただいております。この写真は先日、来店いただいた30歳代女性方の方のレントゲン写真です。病院で「もう手術しかない」と診断され、びっくりされて、当院へ来られた方です。他の方でも、「なんかせなかが曲がってきた」と病院など医療機関に行き、「側弯」と診断され、コルセットを装着していたが、数年たって、「手術しましょう」と医師から話される方もいらっしゃいます。日本整形外科学会で、せぼね側弯の角度（コブ角）により治療方針（以下に記載）が定められています。「なんか姿勢が悪くなってきた・・・」という軽度な段階でしっかり手を入れて、せなかの変形が進行していかないようにしていきましょう♪

＊側弯症の重症度と治療方法

①軽度：

　側弯症が25°未満の軽いカーブの場合は、側弯体操やマッサージなどを積極的に行うことでせぼね側弯の維持改善が図れます。

②中等度：

　側弯が20°～45°程度の中等度の側弯症の場合は、進行防止のために装具治療（コルセット）を行う必要が出てきます。

③高度：

　45°以上の高度の側弯症になると、側弯進行を防止できる唯一の方法は手術しかなくなります。